共働きで、「お弁当、作りたくない!」我が家で実践するおすすめの解決方法!
共働き家庭で、朝からお弁当を作るのが面倒だと感じていませんか?実際、多くの女性がその負担に悩んでいます。ある調査では、共働き家庭の約7割が妻に弁当作りを任せているという現実が明らかになりました。一方で、「他の家庭はどうしてるの?」と疑問に思うこともあるでしょう。
この記事では、お弁当作りを楽にする方法や、そもそも作らない選択肢について具体的なアイデアをお伝えします。負担を減らし、家事のストレスから解放されるきっかけを見つけてみませんか?
共働きで弁当作りたくないと思っている人は多い
お料理が趣味であったり、食べることが大好き!という人でない限り、平日のお昼お弁当をすすんで作りたいという人は少ないでしょう。
Xを見ていても毎日のように、お弁当を作りたくない!!という声が見え隠れします。笑
データとしても、共働きのワーキングマザーの約3人に2人が、お弁当作りを負担に感じています。
共働き夫婦における平日の家事時間について、男性は「0分以上30分未満」が44%であるのに対し、女性は「60分以上90分未満」が30%を占めています。
データ引用元:

さらに、共働き夫婦のお弁当作りの担当者についての調査では、妻が担当している家庭が74.4%、夫が担当している家庭が11.6%、夫婦で分担している家庭が14%という結果が出ています。
データ引用元:https://www.thermos.jp/info/pdf/20181113094229.pdf
これらのデータから、多くの共働き家庭で妻が主にお弁当作りを担当し、その負担を感じていることが分かります。
なぜ作りたくないと感じるのか
夫婦間で負荷が公平でないから
共働きであるにもかかわらず、家事や弁当作りの負担が妻に偏っていることに不満を感じる女性は少なくありません。特に弁当作りは朝の忙しい時間に行うため、他の家事以上に負担が大きいものです。それにもかかわらず、「弁当は妻が作るべき」といった固定観念が残り、感謝や分担の話し合いがない場合、ストレスはさらに増します。夫が自分の弁当を作らない理由が単なる甘えや習慣によるものならば、なおさら不公平感が募り、「もう作りたくない」と感じるのも当然です。
他の家庭が作ってないから
「他の家庭では、夫が自分の昼食を準備している」「そもそもお弁当を作る習慣がない」という話を聞くと、自分が頑張りすぎているのではと感じることがあります。友人や同僚の話を聞いて「うちの家庭もそうだったら楽なのに」と思うことも少なくありません。また、SNSやインターネットで「共働きだから弁当は作らない」と割り切っている家庭の投稿を見ると、他人と比較して不満やストレスが増すこともあります。隣の芝が青く見えるほど、自分の負担が不当に思えてしまうのです。
物理的に時間がないから
朝の時間は限られており、自分の準備に加えて家事や子どもの世話をしていると、弁当を作る余裕がないという家庭は多いです。特に共働きの家庭では、出勤や保育園の送り迎えのために、1分1秒が貴重です。「早起きすればいい」という声もありますが、疲れを残さないためには睡眠も大切であり、全てをこなすことは現実的ではありません。こうした物理的な制約の中で、「夫が自分でやれば済むのに」という思いが強まり、弁当作りを負担に感じるのは自然な流れです。
なぜ作らないといけない状況になるか
お弁当はなぜ作らないといけないのでしょうか。以下のような理由からお弁当の必要性が発生することが多いです。
経済的な理由
外食やコンビニで昼食を購入するよりも、お弁当を作る方が費用を抑えられる場合が多いです。特に食費を節約したい家庭では、お弁当を持参することで毎月の出費を大幅に削減できるため、必要性が高まります。
健康面の配慮
外食やコンビニ食品では、カロリーや塩分が高いものが多く、栄養バランスが偏る可能性があります。そのため、健康を意識する人は、家で栄養を考えて作るお弁当を選ぶことが一般的です。特に食生活に気を遣いたい場合、弁当が最適な選択肢と考えられることがあります。
時間的な効率
仕事の休憩時間が限られている場合、外食や昼食を買いに行く時間を節約するためにお弁当を持参することがあります。特に勤務先に飲食店やコンビニが少ない環境では、弁当を持参する方が効率的です。
職場の文化や慣習
職場や学校によっては、昼食を自分で持参するのが一般的という文化や慣習がある場合もあります。この場合、周囲に合わせるためにお弁当を用意する必要性が生まれます。特に地方や小規模の職場では、外食の選択肢が少ないため、弁当持参が主流になることがあります。
家庭の役割分担や期待
家族や夫から「弁当を作ってほしい」と求められることも、お弁当作りの必要性を生む一因です。特に共働き家庭では、妻が食事の準備を担当するという固定観念や慣習が残っている場合、弁当作りが「当然の役割」とみなされることがあります。
お弁当は用意しないといけないが、作らなくていい方法2選
お弁当は作らないけど、用意はしないといけないという状況におすすめの方法です。
前日にまとめて作り置きする
夕食の準備のついでに、翌日のお弁当に使えるおかずを作り置きしておく方法です。小分けにして冷凍保存しておけば、朝はカバンに入れるだけで完成します。
冷凍宅配弁当を活用する
栄養バランスの取れた冷凍宅配弁当を購入すれば、調理の手間がかかりません。食べる直前に電子レンジで温めるだけで済むため、朝の負担が大幅に軽減されます。
海外ではどうなの?
スウェーデンの例
スウェーデンでは、「家事や育児は夫婦が対等に分担するもの」という考え方が根付いています。そのため、朝の弁当作りも夫婦で交代制にしたり、夫が自分の分を自分で用意するのが当たり前です。
アメリカの例
アメリカでは、家事を効率化するために、宅配サービスや冷凍食品の利用が一般的です。特に忙しい夫婦の場合、弁当を作るよりも市販品を活用する方が合理的だと考えられています。「家事は外注して当然」という考え方が日本と大きく異なります。
海外や最近の共働き家庭の事例のように、夫の協力が得られないのであれば、アメリカのようにお弁当作りを外注するのが良い方法です。我が家も冷凍宅配弁当を利用してお弁当作りの面倒さが軽減されました。
お弁当をそもそも用意しなくてよくする方法3選
そもそもお弁当を用意しなくてよくする方法です。
外食やコンビニ利用を促す
職場の近くに飲食店やコンビニがある場合、昼食は現地調達で済ませる方法を選びます。「自分で選ぶ自由」を夫に与えることで、弁当を作る手間がなくなります。
夫に自分で用意してもらう
「弁当が必要なら自分で作る」というルールを取り入れる方法です。夫に冷凍食品や簡単に調理できる食材を用意しておけば、自力で準備できる環境を整えることが可能です。
昼食を不要にするライフスタイルを検討する
お弁当を必要としない働き方やライフスタイルに切り替える選択肢もあります。リモートワークで家にいる場合や、昼食を軽く済ませる文化を取り入れることで、弁当の必要性自体を減らせます。
我が家ではどのように弁当を用意しているか?
ズボラな我が家では、手を抜けるところは抜く、しかし健康にも気を配る、という方針を貫いています。
そのため、以下をミックスして対応しています。
手を抜ける方法
- 外食
- コンビニ弁当
健康に気を配れる方法
- 残り物の持参
- 冷凍宅配弁当
これらを組み合わせてローテーションすることにより、飽きも来ず、コストも抑え、健康にお昼ご飯を摂ることができます。何より、面倒な点がないのがいいです。
冷凍宅配弁当は、昨今のコンビニより遥かに安く健康でレパートリーも多いため非常におすすめです!
まとめ
- 共働き家庭で弁当作りたくないと思っている女性はデータからも多い。
- 作りたくない理由は、不公平感、他家庭の状況、物理的時間がないから。
- 作らない方法としては、残り物の持参(弁当は作らない)、冷凍宅配弁当の持参がある。
- そもそも作る必要性をなくすためには、夫に外食/コンビニ食させる、夫に自分で弁当を作らせる、夫に昼ご飯を食べないライフスタイルへ変更させる方法がある。