リモコンがない家電や照明もnature remoでスマート化する方法!

家事効率化

リモコンがない家電や照明もnature remoでスマート化する方法!

 

✔️ この記事で解決する問題

nature remo等のスマートリモコンによって、自宅家電のスマート化を実施しており、

  • リモコンのない家電もnature remoで操作したい
  • 壁スイッチでON/OFFするリモコンのない照明もnature remoで操作したい

こういった方の悩みにお答えします。

 

↓記事を書いた人はこんな人です。↓

・フルタイム30代共働き夫婦(子なし)
・場合によっては、土日も働くことがある。
・ズボラであるため、できるだけ何事も最小工数で済ましたい。笑

それではいってみましょう!!

リモコンのない家電や照明をnature remoで動かしたい!

nature remoとはスマートリモコンのなかの1製品で、nature社が販売しているスマートリモコン となります。(スマートリモコンのなかでは最も知名度が高い製品となっております。)

Nature Remo(ネイチャーリモ)
Nature Remo(ネイチャーリモ)は、メーカーや型番・年式などに関係なく、お使いの家電で手軽にスマートホームを実現し販売台数20万を突破するスマートリモコンです。スマートフォンでエアコンを操作したり、スマートスピーカーと連携して声でテレビや照明を操作できます。

 

原理としては、家のなかにある赤外線リモコンで操作する製品を、nature remoが代わりに操作するというものです。
このnature remoはスマートフォンで操作することが可能なので、間接的にスマートフォンで自宅の家電を操作できます。

一方で上述の通り、nature remoはリモコンによる赤外線操作を代替する製品となっています。そのため、現状の生活で赤外線操作により操作していない家電は適用対象外となっています。

具体的には以下のような製品です。

  • 壁のスイッチでON/OFFする照明
  • リモコンがない家電、照明、機器
    • 機器付属のスイッチでON/OFFする家電、照明、機器
    • コンセントを抜き差しすることによりON/OFFする家電、照明、機器

これらの製品をnature remoで操作するには、赤外線により操作する仕組みを追加してやる必要があります。(機器のリモコン操作化ですね)

次の設備を用いて、機器をリモコン操作できるようにしたら、リモコンの赤外線情報をnature remoに記憶させます。
そうすることで、これまではリモコン操作で動かすことができなかった電化製品がnature remoで操作できるようになります。

壁のスイッチでON/OFFする照明

リモコンがなく、壁のスイッチでON/OFFする照明をnature remo等のスマートリモコンで操作するには以下の3通りがあります。

  • 照明と電源の間にリモコン受信設備を設置する
  • 壁スイッチを改良してリモコン化する
  • 赤外線付きのシーリングライトに買い替え

ひとつずつ見ていきます。

照明と電源の間にリモコン受信機器を設置する

今回紹介する中で、最終的におすすめなのがこちらの方法です。

天井に備え付けられている電気ソケットと照明プラグの間に赤外線受信機能を付与します。

我が家では、オーム電機社の照明リモコンスイッチという製品を電気ソケットと照明プラグの間に挟んでリモコン化しています。


*電気のケーブルが真横に走っているのは気にしないでください。笑

こちらの機器を使うことによって、これまでリモコンがなく壁スイッチで操作していた照明がリモコン化されました。リモコン化されたということは、nature remoで操作できますので、スマホやスマートスピーカーからの操作が可能になります。

いまとなっては、我が家にはなくてはならないものとなっています。

定形外郵便【送料 0円】オーム電機 照明リモコンスイッチ(ホワイト)(株)オーム電機 品番04-9447 型番OCR-CRS01W JAN 4971275494473 04-9447_OCR-CRS01W
赤外線受信環境について
現状は、写真ような吊り下げ型の照明を用いているため、リモコン受信部が丸見えとなっておりますが、以前はは天井にくっつくタイプの照明(一般的なシーリングライト)を利用していました。
そのときも、この受信機器は問題なくnature remoからの赤外線を問題なく受信することができていました。

 

壁スイッチを改良してリモコン化する

次に壁スイッチをリモコン機能をもったスイッチに変えてしまおうという方法となります。

Panasonic社の「とったらリモコン」という製品を用いて、照明器具をリモコン化します。

こちらの方法は、電気の配線に手を加える必要があるため、電気工事士の資格が必要となります。

そのため、私と同じように簡単に家電のスマート化をしたい!と考える人には向いていない方法かと思います。

こちらはどちらかというと、これまでスマートリモコンやスマートスピーカーといったスマホでの家電操作ができなかった時代に、壁までスイッチ押しにいくの面倒であるとして開発されたものと考えます。

赤外線つきのシーリングライトに買い替え

当たり前ですが、そもそもの照明器具を買い替えることができ、赤外線付きのものにできるのであれば、そうすることに越したことはありません。

なぜならば、そもそもの照明器具に付属しているリモコンをnature remoに登録してやれば、調光、調色であったりという様々な付加的機能を利用することができるからです。

先に紹介した方法は、あくまで照明のON/OFF操作を代替するまでに限ります。

 

(その他)スマートスピーカーを使用している場合

nature remoをスマートスピーカーで操作している場合は、さらに以下のような手段も採用することができます。

  • スマートライトを用いる
  • スイッチボットを用いる

スマートライトを用いる場合、wifiを利用してスマホもしくはスマートスピーカーから操作することになりますので、リモコン受信機器を搭載することと同等の操作が可能です。

 

switch bot(指スイッチ)を用いる手段もあります。

こちらは、物理スイッチをwifi操作可能なロボットに押させるという、あまり本質的解決とはなっていない手段とはなりますが、壁スイッチのスマート化は実現可能です。

こちらの方法の強みは、風呂の湯沸かしといった、電流のON/OFFでは遠隔操作が難しいものに関しても適用できる点です。

物理スイッチを人間の代わりに押す、と言う方法なので、ほとんどすべての機器に適用可能です。

 

機器付属のスイッチ操作やコンセントの抜き差しによりON/OFFする機器

リモコンがなく、機器付属のスイッチ操作やコンセントの抜き差しによりON/OFFする機器や照明をnature remo等のスマートリモコンで操作するには、機器と電源の間にリモコン受信設備を設置する必要があります。

機器と電源の間にリモコン受信設備を設置する

コンセントと機器ケーブルの間に赤外線受信機能を付与してやる必要があります。

我が家では、オーム電機社のリモコンコンセントという製品をコンセントと機器ケーブルの間に挟んでリモコン化しています。

リモコンがなく、機器付属のスイッチでON/OFFする写真のような機器が対象です。

こんなふうに、機器ケーブルとコンセントの間に受信部分を挟んでやります。

このように蛸足配線をすることも可能ですが、もちろん、リモコンでOFFとなっている場合はこの蛸足配線に機器ケーブルを挿している製品は全てOFFとなります。
逆にリモコンがONであれば、蛸足配線に機器ケーブルを挿している製品は全てONとなります。

 

(その他)スマートスピーカーを使用している場合

nature remoをスマートスピーカーで操作している場合は、さらに以下のような手段も採用することができます。

  • スマートプラグを用いる
  • (照明器具の場合)スマートライトを用いる

スマートプラグは、wifiを通じてスマホでON/OFFを操作できる機器となっており、コンセントと電源ケーブルの間に設置することですべての機器に対して、操作を命令することができます。

我が家では、+style社のスマートプラグを用いております。

こちらを利用することによって、音声操作で卓上スタンドの照明をON/OFFすることができ重宝しています。

 

結局、壁スイッチ式の照明やリモコンのない家電のスマート化はどの手段を用いればよい?

ここまでに様々な手段をお伝えしましたが、結論としては以下の方法かと現状私は考えています。

壁のスイッチでON/OFFする照明について

基本、リモコン付きの照明に買い替えることができれば、ベストですが、それができなければ受信機器の設置か、スマートライトが取りうる選択肢かと思います。(実際、我が家でも以下方法でスマート化しています)

壁のスイッチでON/OFFする照明に電球が複数ある場合

受信機器の設置がおすすめです。
いくつもスマートライトを購入するのはコストがかかるので、市販のLED電球等を照明に取り付け、根っこからリモコン化します。

↓こういった照明です。

壁のスイッチでON/OFFする照明に電球が一つの場合

スマートライトがおすすめです。
nature remoは、赤外線でリモコン操作を行う必要があるので、基本的に機器設置の際は赤外線の到達範囲にリモコン受信部分を設置する必要があります。一方で、スマートライトの場合は、wifiによる操作であるため、nature remoも赤外線有効範囲を考えなくてもよいため、活用の幅が広がります。

↓こういった照明です。

 

 

機器付属のスイッチ操作やコンセントの抜き差しによりON/OFFする機器

スマートスピーカーを用いて、スマートプラグ(照明器具の場合はスマートライトもあり)でスマート化する方法一択かと思います。

受信機器の設置でも大問題ではありませんが、複数の箇所で同種類の受信機器を用いてスマート化させようとした場合に不都合が起きることがあります。

例えば、同種類の受信機器を二つ設置して、それらのどちらか一つをONするようにnature remoに指示を出した場合、二つの受信機器それぞれが、ONにするよう出された指示を自分に出された指示と認識して、スイッチをONにしてしまいます。(なぜなら、同種類の受信機器だからです)

我が家で実際にこちらの現象が起きてしまっています。

間接照明2箇所に同種類の受信機器を設置していますが、「間接照明をつけて!」とスマートスピーカーに指示を出すと、間接照明が2つとも点灯してしまいます。
(これはこれで便利なので、現状は満足していますが。。。笑)

スマートプラグであれば、一つ一つの機器を識別して指示を出すことが可能なので、今から改めてリモコンのない機器をスマート化する場合は、スマートプラグ(スマートライト)を複数利用します。

実践してみて

すべての電化製品をnature remoで扱えるようにすることによって、リモコンを一切さわらなくなった。

合わせて、スマートスピーカーで声による操作を実施していることもあり、リモコンを触る機会がなくなりました。

リモコンで操作してくれと言われる方がリモコンを探さないといけないので厳しいくらいです。笑

スマートスピーカーの力も大きいですが、nature remoですべての設備をネット上から操作できるようにしている下地があるが故なので、非常に助かっています。

一括操作ができるようになった。

これまでは壁スイッチ起点の照明や機器付随のスイッチ起点の照明操作がnature remoに登録できていなかったために、一括操作で家電をOFFにしても、上記家電がONとなったままでした。

したがって、残った家電や照明を消すために、いちいちスイッチのところまで歩いて行かなくてはなりませんでした。

しかし、リモコン化してnature remoで操作できるようにしてから、これまで扱えなかった家電も全てnature remoで扱えるようになったので、真に全自動化できた形となっています。

やはり、一番のうまみは一括操作かなと思っているところあり、nature remoのない生活は今後は考えられません。

まとめ

  • nature remoで壁スイッチの照明やリモコンのない家電も扱うことができるようにできる。
  • 機器と電源部の間にリモコン受信設備を導入する(機器のリモコン化)
  • スマートスピーカーを用いれば、スマートプラグやスマートライトも利用可能である。
  • 我が家ではオーム電機のリモコン受信機器、スマートプラグ、スマートライトを設置して、家電の完全自動化を達成している。
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