中古マンション購入時、入居前のハウスクリーニングが必要な2つの理由
✔️ この記事で解決する問題
中古マンションの購入を検討している、もしくは、購入した人で
- ハウスクリーニングがどのようなものか知りたい
- ハウスクリーニングを実施するかどうか迷っている
- ハウスクリーニングの実施箇所について決めきれない
こういった方の悩みにお答えします。
↓記事を書いた人はこんな人です。↓
それではいってみましょう!!
ハウスクリーニングはどのようなもの?
そもそも、ハウスクリーニングとは?というところですが、ハウスクリーニングとは、特定の範囲もしくは全部の清掃をプロに委託するものです。
一般の人が清掃する範囲よりも、さらに深いところまで清掃してもらえるのがハウスクリーニングです。
例えば:
- エアコンの場合
- 埃取りはもちろん、強力洗浄用の洗剤を用いてエアコン内部の黒カビを除去し、プラン次第で防カビコートをしてくれる
- 浴槽の場合
- 浴槽の汚れ取りやカビ取りはもちろん、水分中のミネラルにより発生した石の除去も実施してくれる
- プラン次第では、浴槽のエプロン内の汚れ、カビ取りも行ってくれる
- レンジフードの場合
- レンジフードの中まで、設備をバラして頑固な油汚れまで清掃してくれる。
ハウスクリーニングを実施することによって、一般的な掃除よりもさらに細かなところまできれいにすることが可能です。
中古マンション購入時、入居前のハウスクリーニングは必要?
ハウスクリーニングがどのようなものかわかったところで、まずその必要性からです。
結論から言いますと、私は中古マンション購入時、入居前にハウスクリーニングは必要だと思います。
もちろん、この考え方は人それぞれですが、私が実際に中古マンションを購入した際に感じた実体験を元に以下に理由を記載します。
掃除するか、掃除しないか
ハウスクリーニング云々の前に入居前にそもそも部屋を掃除する必要があるかないかでいうと、もちろん掃除する必要があります。
入居時はきれいな状態の新居に住み始めたいですよね。
賃貸物件の場合は、借り手を募集しないといけないので、不動産管理会社がハウスクリーニングを実施してくれています。そのため、入居時に「部屋汚い!」となることはほとんどないかと思います。
(3回賃貸アパート間を引っ越しましたが私もこれまでそのような経験はしていません。)
しかし、中古マンション入居の場合は話が違います。
基本的に売主さんに清掃の義務はありません。
そのため、数年居住したあとの汚れを残したまま退去することになります。
売主さんの生活スタイル次第ですが、基本的にすごく注意してきれいに生活していない限り、黒カビは発生しますし、生活汚れは残っていると思っていいです。
そのため、中古マンション入居時は住居は汚れた状態であるため、基本的にはなんらかの清掃は必須であると言えます。
自分で清掃するか、ハウスクリーニング業者に委託するか
ここで、本題に戻りますが、よっぽど自分が掃除好きでない限り、私はハウスクリーニングを業者に委託するべきだと考えています。
その理由は以下二つです。
1.蓄積した汚れを素人が落とすには厳しいところがある
自分が気持ちよく住み始められるまで、蓄積した汚れを落とすのはかなり厳しいものがあると思います。
また、自分でそのような箇所まで見ると、住み始めたあとも、きれいにできなかった箇所に目がいってしまい気になります。
2.引っ越し時期はやることいっぱい
中古物件を購入する場合、引っ越しに関連してやることがたくさんあります。
役所への転籍届や各種インフラ停止(現住居)とインフラ開始(新住居)の申請や立会、リフォームするのであれば、その見積もりや立会、引っ越しの準備など、こなさないといけないタスクが盛り沢山です。
そのような状況で、新居の清掃までしないといけないとなると正直かなり厳しいです。
上記1の理由にある通り、仮に自身で掃除をするとなると、頑固汚れを落とすための掃除の方法を調べるところから始める必要があります。
正直、引っ越しの忙しい時期にそのようなことをできる余裕はないと思います。
*実際、私たちも、最初は自分で掃除くらいしようと思っていましたが、途中でやることの多さに諦めてハウスクリーニング先を探し始めました。笑
どれだけ忙しい(やることいっぱい)かというと、こちらのページがToDoリストをまとめてくれており、わかりやすいです。
ちなみに、肝心のハウスクリーニング業者の選び方とおすすめですが、以下記事で紹介しています!
ハウスクリーニング実施するならどこの箇所?
ハウスクリーニングをやろう!と決めたとしても、どの範囲を清掃対象とすればよいか分からないかと思います。
その場合は、”自分でできない(やりたくない)範囲をお願いする”という方針とするとよい思います。
ハウスクリーニングを依頼する目的としては、上述の通り①自分で技術的な問題によりきれいにできない箇所をきれいにしてもらう、②自分で清掃するには時間がかかりすぎる箇所をきれいにしてもらうことです。
そのため、①にも②にも該当しない箇所は自分でやってしまい、どちらかに該当する箇所はハウスクリーニングのメニューとして依頼するといいです。
基本的には、水回りとエアコン洗浄がハウスクリーニング対象となってくるのではないかと思います。
迷うのは床の清掃ですが、引っ越しでホコリがどうしても発生してしまうので、床の清掃は新生活を始める前にどうしてももう一度掃除をすることになると思います。
私たちのハウスクリーニングの依頼内容
私たちは、①自分で技術的な問題によりきれいにできない箇所をきれいにしてもらう、②自分で清掃するには時間がかかりすぎる箇所をきれいにしてもらうために、以下内容のメニューを依頼しました。
- エアコン
- 浴室(浴室乾燥機も)
- キッチン、レンジフード
- 洗面所
- トイレ
依頼してみて、結局丸3日清掃に時間がかかりました。
しかし、その甲斐あって、住居空間はピカピカになり、気持ちよく新生活を始めることができました。
中古マンションを購入された方に対しては、入居前のハウスクリーニングの実施を強くオススメします!
ハウスクリーニングを実施する時は、どの業者を選ぶかが重要です。その選び方とおすすめを以下記事で紹介していますので是非ご覧ください!
まとめ
- 売主さんに清掃義務はないため、中古マンションを購入し、入居するとき家は汚れたままの常態
- 清掃技術の問題と所要時間の問題から、中古物件購入時はハウスクリーニングを業者に依頼して実施すべき
- きれいな自宅に気持ちよく入居開始できるため、中古マンション購入時は入居前のハウスクリーニング実施がおすすめ